BORG 89ED
生産終了

BORG 89EDで撮影した最新の画像です。
BORG 89ED、高解像カワセミ画像 連発!
さすがにこの焦点距離だと歩留まり強烈に悪いです。近距離で大きく写っているので一見解像しているように見えますが、ピントの合っている部分の羽毛の一本一本が若干甘いです。
ブログ関連記事 2016年11月8日
7215テレコンを35mm換算1400mm弱の接続。
BORG 89EDオリジナルセット
2016.08.07
オリジナルセットが新しくなりました!
デジボーグ89ED(BK)新オリジナルDXセット販売開始!
BU-1セット、望遠レンズセットの使い難さを克服!
この度、ボーグでの笠井トレーディング製LMF-1の販売が終了し、笠井トレーディングから高機能DXマイクロフォーカス接眼部BORG仕様(旧 LMF-1)の直接販売が始まりました。
単品での価格は大幅に安くなりましたが、オリジナルセットが二社の製品の組み合わせになるため、価格アップもやむを得ないかと考えておりましたが、メーカー協力によりましてセット価格据え置きでの販売が可能となりました。
また、これを機会に最上位機種のV-Power接眼部、お求め易い屈折用マイクロフォーカス接眼部の各セットも販売を始めましたので是非ご利用ください。
(2015.9.9)

写真はLMF-1
ボーグの欠点はドロチューブとヘリコイドの二つの操作が必要なことと、一般の望遠レンズと比べてヘリコイド操作での最短合焦距離が遠いことです。
ドロチューブとヘリコイドの二つの操作をするというのは野鳥撮影では非常に効率が悪いです。居眠りしている鳥なら大丈夫ですが。(笑)
天体撮影は近距離は関係ないでしょうが、野鳥撮影では大切です。
また、カメラレンズとの違いは対物レンズやカメラ等の重さでヘリコイドの回転が渋くなり、 インナーフォーカスのカメラレンズに比べてピントが合わせ難くなります。
ヘリコイド。ドロチューブによりたわみも生じます。
これを一気に解決するのが高機能DXマイクロフォーカス(旧LMF-1)マイクロフォーカス接眼部です。
ヘリコイドとは違い、高機能DXマイクロフォーカス(旧LMF-1)のようなクレイフォード式フォーカサーカメラ等で操作が重くならず、遊びも無く(遊びがあるとピントを合わせ難くなります)、たわみも無いと言って良い程です。 【5555】ヒップサポート装置HP-1のような補助も必要なく、そのために重心が高くなってブレ易くなることもありません。
高機能DXマイクロフォーカス(旧LMF-1)は伸縮量がヘリコイドM(19mm)の約四倍、BU-1(32mm)の約二倍の75mmもあるため、ドロチューブを操作せずに近距離までピント合わせが可能です。 そのため素早い対応が求められる野鳥撮影、特に焦点距離の長いレンズで大きな効果を発揮します。 また、粗動の動きが大きいためヘリコイドをぐるぐる回すのに比べ、対応がぐんと速く、野鳥への対応が素早くでき、撮影に大きなメリットがあります。 置きピンの場合のピントの固定もできます。
BORG 89ED スペック

BORG 89ED レンズスペック |
|
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口径 | 89mm |
焦点距離 | 600mm |
口径比F | 6.7 |
レンズ構成 | 2群2枚EDアポクロマート |
コーティング | マルチコート |
商品説明、購入ページ | |
【オリジナル】BORG89ED(BK)オリジナルセット
【6187】BORG89ED(BK)望遠レンズセットA
【6189】BORG89ED(BK)+BU-1セット
【2589】BORG89ED対物レンズ(BK)
当店では植毛紙貼り付サービスいたします。ご注文時にご連絡ください。 ( ボーグの内面反射に関するメーカーの解説はこちら ) |
各セットの説明 | ||
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6187 | BORG 89ED望遠レンズセットA |
BORG 89EDを望遠レンズとして使用するための標準的なセットです。 セットのヘリコイドMの伸縮が19mmしか無いのが野鳥には難点です。 焦点距離の長いBORG 89EDでは高機能DXマイクロフォーカス接眼部の73mmの伸縮でも約6.3メートルまでしかピントが合わないぐらいです。それほど大きな伸縮が必要なわけです。 |
6189 | BORG89ED+BU-1セット |
鏡筒とヘリコイド、ドロチューブが一体となったBU-1とのセットです。 BU-1のヘリコイドはピントリングを一回転回して32mm伸縮のため3/4回転で35mm伸縮する上記ヘリコイドLⅢよりピントの山が掴み難く操作も手間取ります。 BU-1のヘリコイドの32mm伸縮のみの操作では無限遠~約13メートルまでピントを合わすことができます。 それより近くはドロチューブの併用が必要になりますが、BU-1のドロチューブは上記80φのものと比べ使い難いです。 【7214】1.4倍テレコンバーターDGはセットされていません。 |
BORG89ED(BK) オリジナルセット |
当店オリジナルのセットです。 また、伸縮量が75mm~80mmとBU-1のヘリコイド(32mm)やヘリコイドLⅢ(35mm)より大きいため、焦点距離の長いレンズでもドロチューブを使わずに比較的近距離までピントを合わすことができます。 |
BORG 89EDの店長の使用感
当店では午前零時の予約の受付開始と同時にどんどん予約注文が入り、午前中にはメーカー初回分完売となった商品です。特にBORG 89ED+BU-1セットのご注文が多かったです。
89EDの魅力はなんと言っても600mmという焦点距離です。APS-C(1.5倍)で900mmとなりますのでテレコン無しでも実用の範囲です。 他機種にテレコンをつけてF8~F9で使うのと比べ対応の範囲が広いです。
ラインナップは80φ鏡筒セットとBU-1セットの二種がありますが、どちらも基本的に三脚の使用が必要です。
私は80φ鏡筒にも慣れているのでBU-1より80φ鏡筒+ヘリコイドLの方が使い易いですが、今まで80φ鏡筒を使っていない方はBU-1セットの方が使い易いと思います。
ボーグ77EDIIとの比較ですが、BORG77EDIIはBU-1が発売されて使い易くなりました。
ただ、BORG 89EDもBU-1セットが使い易いですが、BORG 89EDはBORG77EDIIと比べほぼ同じF値で焦点距離が長く、大きく写る分撮影は難しくなります。 また、焦点距離の長い方がこのページの表1のようにドロチューブやヘリコイドでの伸縮が大きく必要になり、鳥の動きに合わせた操作が多く必要になります。
初めてボーグを使われる方がBORG77EDII、BORG 89EDのどちらかと迷われるなら今まで大砲レンズを使っておられた方は別として77EDIIから始められる方が取り組み易いかも知れません。
BORG71FLともう1本というならBORG77EDIIより断然BORG89EDをオススメします。
(BORG 90FLが発売された現在ではBORG71FLとBORG90FLの二本立てがお勧めです。(2017.5.31追加))
発売から半年使用した現在、私はBORG89EDの場合はマルチフラットナー1.08×DG【7108】との組み合わせが気に入っています。
PENTAX K-5IIsの場合BORG89ED+テレコンではフォーカスエイドが利き難のですが、BORG89ED+マルチフラットナー1.08ではしっかりしており、換算焦点距離も約1000mmと使い易い焦点距離で、シャッタースピードもそこそこ出ます。
(2013.7.26作成)
野鳥撮影には向きません。
焦点距離の長いBORG89EDでは高機能DXマイクロフォーカス接眼部の73mmの伸縮でも約6.3メートルまでしかピントが合わないぐらいです。それほど大きな伸縮が必要なわけです。
オリジナルAセット(屈折用マイクロフォーカス接眼部)なら望遠レンズセットとの差額も少しです。悪いことは言いませんのでそちらをおすすめします。後でヒップサポート追加購入することもありません。
BORG 89EDで撮ったアイリングとカワセミの白い羽毛
BORG 89EDのピクセル等倍野鳥写真
作例は基本的にLMF-1(現在の高機能DXマイクロフォーカス)を使用して撮影していますのでご注意ください。
AFボーグ89ED
(K-3撮影)
作例は基本的にLMF-1(現在の高機能DXマイクロフォーカス)を使用して撮影していますのでご注意ください。
BORG 89EDでの野鳥写真
作例は基本的にLMF-1(現在の高機能DXマイクロフォーカス)を使用して撮影していますのでご注意ください。
BORG 89EDユーザー作品
「お客さんの作品ページ」からBORG 89EDの作品を集めました。
BORG89ED、デジボーグ機材説明、使用感、カワセミ、ヤマセミ、その他の野鳥作例写真のページです。