BORG 71FL
生産終了
新しく後継機のBORG72FLが発売されました。

BORG 71FLで撮影した最新の画像です。
BORG 71FL PENTAX K-3で撮影したヤマセミの飛翔写真です。
BORG 71FLオリジナルセット

写真は限定販売されたマットブラック仕様です。
ご希望で当店で植毛紙貼り付サービスいたしますのでご注文時にご連絡ください。
BORG 71FL スペック

三脚座は別売、ホワイト仕様は生産終了。
BORG 71FL レンズスペック |
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口径 | 71mm |
焦点距離 | 400mm(1.4倍テレコンバーターDG【7214】併用で560mm) |
口径比F | 5.6(【7214】併用でF7.9) |
レンズ構成 | 2群2枚フローライトアポクロマート (Canonフローライトレンズ) |
コーティング | マルチコート |
重量(望遠レンズセット) | 一式949g(テレコン180g含む) |
商品説明、購入ページ | |
【オリジナル】BORG71FLオリジナルセット
【6174】BORG71FL(BK)+BU-1セット
【6273】BORG 71FL(BK)望遠レンズセット
【6370】BORG71FL(BK)
【6170】BORG71FL(BK)金属鏡筒S
【2572】BORG71FL対物レンズ(BK)
当店では植毛紙貼り付サービスいたします。ご注文時にご連絡ください。 |
各セットの説明 | ||
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6273 | BORG 71FL望遠レンズセット |
BORG 71FLを望遠レンズとして使用するための標準的なセットです。 パーツにドロチューブが使われていませんので直焦点でヘリコイドを7mmほど伸ばしたところが無限遠になります。そのためヘリコイドLⅢ可動幅35mmのうち有効に使えるのは28mmとなり、その分最短合焦距離が遠くなります。 最短合焦距離(直焦点時 約6.6m、7214テレコン+7601接続時 約5.7m) ご注意:ネジ式でパーツを接続しますのでフードのBORGロゴはどの位置になるかは分かりません。上の写真71FLホワイトではこちらから見えない位置にロゴが来ています。上の写真71FLブラックオリジナルセットはミニミニドロチューブでロゴを任意の位置に調整できます。 |
6370 | BORG 71FL(鏡筒セット) |
望遠鏡として使用する場合に適したセットです。 上記望遠レンズセットの違いはカメラマウントを接続するための【7000】カメラマウントホルダーMと【7214】1.4倍テレコンバーターDGが別売となっています。 ご注意:ネジ式でパーツを接続しますのでフードのBORGロゴはどの位置になるかは分かりません。上の写真71FLホワイトではこちらから見えない位置にロゴが来ています。上の写真71FLブラックオリジナルセットはミニミニドロチューブでロゴを任意の位置に調整できます。 |
6174 | BORG 71FL+BU-1セット |
鏡筒とヘリコイド、ドロチューブが一体となったBU-1とのセットです。 71FLは対物レンズか軽いためヘリコイドはスムーズです。ヘリコイドはピントリングを一回転回して32mm伸縮のため3/4回転で35mm伸縮する上記ヘリコイドLⅢより操作は手間取ります。 【7214】1.4倍テレコンバーターDGはセットされていません。 ご注意:ネジ式でパーツを接続しますのでフードのBORGロゴはどの位置になるかは分かりません。上の写真71FLホワイトではこちらから見えない位置にロゴが来ています。上の写真71FLブラックオリジナルセットはミニミニドロチューブでロゴを任意の位置に調整できます。 |
6170 | BORG 71FL金属鏡筒S |
71FLを80φ鏡筒に接続したセットです。 こちらも上のBORG71FL(鏡筒セット)同様【7000】カメラマウントホルダーMと【7214】1.4倍テレコンバーターDGはセットされていません。 付属のヘリコイドMの可動幅が19mmしかないため近距離にピントを合わすにはドロチューブの操作も必要になります。 80φ鏡筒へは下のオリジナルセットでも、使い易いように組替対応しています。 ご注意:ネジ式でパーツを接続しますのでフードのBORGロゴはどの位置になるかは分かりません。上の写真71FLホワイトではこちらから見えない位置にロゴが来ています。上の写真71FLブラックオリジナルセットはミニミニドロチューブでロゴを任意の位置に調整できます。 |
オリジナルセット |
上記望遠レンズセットをベースにパーツを組み替えた当店オリジナルのセットです。 ミニミニドロチューブをセットすることで望遠レンズセットのヘリコイドの無駄を無くして最短合焦距離(直焦点時 約5.2m、AFアダプター接続時 約5.1m
(ミニミニドロチューブを伸ばすことでさらに1m短くなります))を短くし、ACクローズアップレンズ接続時の鏡筒の調整も出来るようにしています。 その他ユーザーオリジナルとしてパーツの柔軟な組替のご要望にお答えしています。 ●オリジナルセットはミニミニドロチューブでBORGロゴを任意の位置に調整できます。 |
BORG71FL望遠レンズセット パーツ一覧

機材の写真は店長所有の使い込んだもので新品ではありません。
- [2571]
71FL対物レンズ - [7603]
M57/60延長筒M - [7861]
M57ヘリコイドⅢ - [7604]
M57/60延長筒L - [7604]
M57/60延長筒L - [7602]
M57/60延長筒S - [7601]
M57/60延長筒SS - [7214] 1.4倍
テレコンバーターDG - [7000] カメラ
マウントホルダーM
BORG 71FLの店長の使用感
ボーグ初のフローライトレンズ(キャノン製)です。
ミニボーグとなっていますが一般的な400mmF5.6の望遠レンズと同じクラスのものです。
ヘリコイドの伸縮が35mmあり、ヘリコイドの操作のみでピント合わせができるタイプですので、まったくマニュアルレンズと同じ感覚で使用できます。
私が初めてこのBORG71FLの試作品を見た時は、これでボーグがカメラレンズと同じになったと思いました。
BORG71FLは400mmF5.6のレンズとしては非常に軽く扱い易いレンズです。手持ち撮影OKです。
BORG71FLはボーグの中では明るいレンズでテレコンを付けても意外とシャッタースピードが出ます。
発色も非常に気に入っています。
>2016.6.22追加
BORG 90FLが発売されてから、90FLでの撮影が多くなり、また、笠井トレーディング鏡筒でも撮影するようになり、BORG 71FLの出番が以前より少なくなっています。
ただ、撮影に行く際には殆どBORG 71FLは持って行っています。
私は車から撮影することが多く、また、鳥は出会い頭で撮れることも結構あり、90FL等ではどうしても対応しきれない事が多く、シャッターチャンスを逃すので、まずはBORG 71FLをセットして何時でも撮影できるように準備します。
焦点距離が長いと機動力は犠牲になります。
コンパクトで扱い易くても解像力がなくては鳥には向きません。鳥の羽毛ほど繊細な被写体はありません。
今、改めて思いますが、BORG 71FLは機動力+焦点距離+解像力のバランスの良いレンズです。
(2012.7.7追加)
2010年7月にBORG 71FLが発売されて二年が経ちました。結果として私はこの間大半はBORG 71FLを使用しました。
使いやすさ、手軽さ、写り、からつい出番が多くなってしまいます。
このBORG 71FL400mmの発売によりボーグの使い易さが飛躍的に向上しました。
それまで80φ鏡筒ではピント合わせに基本的にドロチューブとヘリコイドを併用しなくてはならず、カメラレンズとの操作の違い、扱いにくさに挫折された方もいると思います。
また、手持ち撮影が出来、ピント合わせがヘリコイドだけでマニュアルレンズ感覚で使えるBORG 60ED、45EDⅡでは若干焦点距離が足りませんでした。
そこへマニュアルレンズ感覚で操作出来る野鳥撮影に適したBORG71FLフローライト400mmが登場し、キャノンのLレンズに代表される野鳥撮影に良く使われる400mmの焦点距離のレンズが加わったことで、手持ち撮影、三脚撮影、機動力とボーグの対応範囲が格段に広がりました。
2012.7.6追加
当店にてBORG 71FL(殆どがオリジナルセットです)を購入されたお客様で感じることは、
最初にBORG 71FLを購入された方はその後に他の機種を買われることが非常に少ないことです。
扱いやすさと性能のバランスが良いのだと思います。
軽さはBORG 50FLにはかないませんが、400mmとしては軽いです。
BORG 77EDⅡですと手持ち用に他の機種の買い増しや、操作のし難さからヒップサポート、延長筒、ヘリコイドの交換と追加のパーツを求められるケースが多いですが、71FLを購入された方はパーツも追加されることが殆どありません。
絞りを追加される方があるぐらいです。
結局は安いものにつくと思います。
2011.12.13追加
BORG 71FL発売から現在まで使用して最も感じる点は取り扱いの手軽さからシャッターチャンスが増えたことです。
車の窓からパチリ。これが増えました。
手持ち撮影、三脚撮影OKの柔軟性は使い易いです。
この機動力+焦点距離+解像力のバランスはBORG 71FLならではです。
この点は野鳥撮影では非常に大きく影響する分部です。
BORG 71FLの使用法
BORG71FLはパーツを接続すればそのまま使えます。
基本のセットではヘリコイド以外の伸縮パーツはありません。
三脚使用の場合は別売の鏡筒バンド等60Φ用を使用します。
三脚台座
60φ鏡筒
現在60φ鏡筒の望遠レンズセットは三脚台座はすべて別売りです。(以前は45EDⅡなどのミニボーグ鏡筒に付属していました。)
野鳥撮影での現在のおすすめは【7061】鏡筒バンド60Φです。 BORG71FLなど60φ鏡筒の良いところは何と言っても手持や半手持ちの機動力のあるスタイルで野鳥に対応し、撮影できる点です。 その点で【7061】鏡筒バンド60Φなら、せっかくのミニボーグの機動力を損ないません。
【7061】鏡筒バンド60Φは三脚での撮影中でも、鳥の状況に応じてすぐに手持ち撮影に切り替えできます。
(こちらの【7061】鏡筒バンド60Φも生産終了が発表されていますので残念です。)
生産終了
また、BORG71FLなら80φ鏡筒を使う方法もあります。
当店BORG71FLユーザーオリジナルでは【7517】DZ-2や【601*】ミニボーグ鏡筒DXに組み替え可能です。
80φ鏡筒
80鏡筒の接続例 三脚使用の場合は80鏡筒もお勧めです。 内面積が広くコントラストアップが期待できます。

7800 80φL205鏡筒 7749 ドロチューブホルダー 7507 M68.8→M57AD が追加で必要です。 (ACクローズアップレンズの使用には短い鏡筒が必要です。) ドロチューブ、ヘリコイドから後方は短く軽い方が動きが滑らかで操作し易くなります。
「ドロチューブ操作の動画」空気抜きの穴は開けています。
BORG 71FLのピクセル等倍野鳥写真
BORG 71FLで撮影した縮小していない画像です。
AFボーグ71FL
BORG71FL+AFアダプターによるAFボーグについてはPENTAX K-5、K-rでセンサーの感度が向上し、レデューサー等による焦点距離の短縮をせずにAFが使えるようになりました。
換算1020mm長焦点の撮影が可能となり、相当期間テストしましたがAFの効きもしっかりして良好で、私の機器では(コントラストアップの為の内面処理等はしています)迷って困ったというようなことは今のところありません。曇り等では迷うという方もおられますのでご留意ください。
解像力もAFアダプターを介しているとは思えないほどで上記ペーシの原寸作例のジョウビタキの小羽枝の写りを見ていただければお分かりいただけると思います。
ミクロの世界です。
BORG71FL+AFアダプター+ペンタックス K-5は最高の組み合わせだと思います。(2011.05.15)
接続例(旧機種用)
(K-7撮影)
撮影範囲と周辺像の比較です。解像力等の比較の参考にはなりませんのでご注意ください。左右対象ではありません。
AFボーグ71FLで撮影した野鳥写真です。
コゲラの連続画像
BORG71FL+AFで連写した連続画像です。
細かい桜の枝がやっと抜けた時の一瞬の連写連続写真です。
親指AF、AF-Cで操作しています。
少ないチャンスを効率よくものにたいです。
ノートリ縮小
PENTAX K-5
BORG 71FLでの野鳥写真
BORG 71FLで撮影した野鳥写真です。
コシアカツバメ飛翔写真
コシアカツバメのトビモノを撮りました。(2015.5月)
AFボーグ71FL (Canon250D使用のものあり)
置きピン。(地面をAFで狙って距離を変えます)
解像力のボーグを販売していながら、トビモノとは言えチンケなトビモノ写真貼ってたらキャノンユーザーを笑わすだけなので
トビモノどアップを狙いましたがはずれまくりました。(笑)
小さいトビモノなら簡単に撮れるのですが、大きくなるにつれ倍々ペースで難しくなります。
コシアカツバメの巣を見るのは初めてでしたたが、巣の形から徳利ツバメとも言うようです。
ノートリまたはトリミング、縮小。BORG 71FLユーザー作品
「お客さんの作品ページ」からBORG 71FLの作品を集めました。
ダントツの作例数です。
作品数が多いため見難いとは思いますが、サムネイルは小さくしました。(2016.4.20)
BORG71FL、デジボーグ機材説明、使用感、カワセミ、ヤマセミ、その他の野鳥作例写真のページです。